ネコのヒトビト 2

gooからひっこしました。

乳がんの人

以前、乳がんの人とご一緒して

一緒に 海で泳いだことを思い出していた

 

マクロビオティックの断食合宿だった

宮古島の海で 

その人はトップレス(たしか)で海に浸っていたと思う

お乳の外側に、乳がんらしき痣のようなものが表出していた。

彼女にはまったく深刻さはなく

たしかその頃は無職だった気がするが

アルコールも召し上がっていたし、

断食でなんとかしようという気配もなく

どちらかというとなんてことないさ

というふうにしか見えなかった(見せなかった)

んだろうと思う

それから一年か2年たった頃

あの人はどうなったろうと

電話したら

まだ元気だった

 

生きていますか、という 確認のための電話をかけるのは

さすがに もう 気が引けたので

それ以降は連絡をしていない。

 

あのあと、どうなったろうか。

 

あの頃知ったのは

乳がんの 手術を受けた人と 受けなかった人

どちらも 寿命がほとんど変わらないというデータであり

たとえば発覚後7年くらい生きる、というデータは

どちらも一緒ということだった。

 

そして、自分の知っている「権威」と言われている

職業の人が

ついうっかり 口を滑らしてしまったのだろうが

「癌と 癌でない細胞の区別は 厳密にできない」という

話だった

それを改めて聞き返すということは

私も避けている

(なんか怒られそうな気がして)

権威 と言われる人たちは、ちょっとコワイので

いろいろ理屈で言い負かされそうな気がして

いろいろと聞きにくい。

聞き間違いかもしれないし、

聞かなかったフリをしているが、私は今でも覚えているというわけである。

 

 

最近 高額医療費のことでいろいろとテレビで言っていて、

癌サバイバー(最近は 仕事をしながら抗がん治療などをしている人がけっこういるらしい)の人たちが「お金がないのに、医療費を払うのが大変」と言っている

テレビの音声(私は見ない。家族がみている)を聴いていて

ああ、「癌になると抗がん剤で 苦しむ・ 経済的にも大変」という

「物語」

だなあ

 

おそらく、物語がいろいろあって

それぞれ違うんだろう。

物語で、いろいろ 教えられ、

そういう「思い込み」で 

生きていくんだね。 私たちは。

なんてことを

思った。